時代の変化とともに、家庭の単位や体系も変化しています。そのような今⽇においても、健全育成の実現のためには、しつけや教育はもとより、すべての源である「家庭」を明るく楽しい、潤いのある居場所とする必要があると、わたしたちは考えています。当事業では、「家庭の⼤切さ」「親⼦の絆づくり」「⼦どもの居場所づくり」に対する県⺠の意識を⾼めるよう、親⼦を対象とした事業や広報をおこなっていきます。

現在の⻘少年を取り巻く環境における喫緊の課題として、インターネットを介した様々な問題があります。スマートフォンが急速に普及したことで、⼦どもたちにとってもインターネットが⽣活に⽋かせないものになった⼀⽅、利⽤をめぐる新たな問題も増えています。これらの課題に対して、「携帯電話やインターネットの特性と正しい利⽤⽅法」を⻘少年と学校関係者や保護者に啓発する事業を積極的に取り組んでいきます。

関係機関とともに「⻘少年の⾮⾏・被害防⽌」に関する事業を展開します。また、「あいさつ・声かけ運動」を推進して、地域における「ふれあい」と「絆」を強め、社会全体が⻘少年を⾒守るような、安全安⼼な地域づくりに努めていきます。

現代の⻘少年問題は、「貧困」「不登校」「就学・就労」など、問題が重複し、多様化していることに対し、従来にも増して家庭、学校、職場、地域社会が「連携を強化」し、⼀体となって取り組む必要があります。

⻘少年が⾃ら考えて⾏動し、交流し合えるような「社会参加」の場を提供するとともに、関係団体の「社会参加活動」を推進してまいります。

⻘少年育成に関する⾃他団体の情報提供をおこない、健全育成活動に対する県⺠への周知と推進を図ります。また、県内で⻘少年育成活動を積極的におこなっている個⼈・団体を表彰することで、さらなる育成活動の推進に努めます。